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虹色に輝く雲と肉

2010年11月22日 22:25

虹色の雲
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日本語では彩雲。英語では cloudと呼ぶらしい。




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もうこれだけで色々と十分だし、色々と満足なパタゴニア。


色々と考えすぎたり、悩みすぎたりする必要もないし、


答えが見えてるわけでなくても、とにかくこれはこれで充分。





万が一牛肉を食べまくるアルゼンチン人の食生活をインド人が知ってしまったら発狂して、


インド、10億人が長蛇の列をなして、連日連夜ガンジス川に飛び込み続けるんじゃないかって思ったりする。


そういえば、そうでなくても彼らは連日連夜ガンジス川に飛び込み続けてたんだった。





地球に生まれてパタゴニアに来ないとか、まぁそれはそれで別にいいですけど。

2010年11月21日 17:13

早朝3:40。




昨晩の夜更かしがたたって、やけに眠い。





そして、やけに寒い。




女の子に起こされて、眠くて寒いという理由でテントにひきこもるわけにも行かないので、



思い切って外へと出る。




テントの中といい、外といい完全なる闇が広がる。



森を抜けて、空を見上げると、一面の星が広がっている。





唯一、オリオン座ぐらいしか分からなかったけれど、




とにかく澄んだ空気の中で輝く星たちは、いつも以上にどっぷりと化粧でもしたんじゃないかってぐらいに




煌いていた。




ってことで、星明りの下でトレッキングスタート。





ライトで照らしながら上っていく。



明るければ、迷いようもないはずなのに、暗すぎて次に進む道を見失いかける事、数度。




始めの一時間はずっと平らなトレッキング道で、日本中どこにでもあるような簡単な道のり。




そして途中からのぼりが始まると、それはそれで日本中の山ならどこでもあるような



ちょっとだけ険しい岩場なんかが続く。




そもそもなんのために早朝に歩き始めたかを書き忘れていたけれど、



3本の塔だとかって言われる Torres del Paineが朝焼けで赤くなっていく様を見るため。




まぁ、そのためには申し分ない天候だ。







スタートから上空に雲がないというのは、精神衛生上大変良い。










そうこうして歩くこと2時間ちょい。



上空に輝いていた星はいつのまにかすっかり消え去り、後方が徐々に明るくなり始めて来た。




後半は岩場が続き、目的地へのルートを示す黄色い印を探しつつ、歩みを進める。




この黄色い目印がなかったら、まず間違いなく迷ってた。


というか恐ろしく変なところを無駄にロッククライミングしてたかもしんない。











ようやく目的地らしき、眼前に広がる3本の塔と湖がある場所に到着。







到着して、まもなく背後から上りつつある太陽が雲を赤く染める。
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そして、徐々に3本の塔も日に照らされて赤く染まっていく。
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これもまた美しすぎる。



トレビアーン





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3本の塔が赤く染まっていたのはほんのわずかで、その時は温かみすら感じたのに、




太陽がしっかりと顔を見せてくると、どういうわけか風も強くなり、


登られることをはっきりと拒んでるかのように寒々しく、強烈な峻険とした岩山へと変身。

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ということで、十分すぎるほどパイネ堪能。



本当はもう一泊して違うとこ行こうかと思っていたんだけれども、


まぁ、僕の膝が無理するとすぐに悲鳴をあげるし、


荷物は相変わらず重いままだし、


次の目的地まで歩く距離がさらに8時間歩いて、テントを張り、


翌日もさらに12時間近く歩くという山手線一周出来そうなぐらいの


強烈なメニューが予想されたわけで、


再び絶景が見れるというのは、なんとも捨てがたかったわけだけれど、結局捨ててしまった。

そんな帰り道。
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Torres del Paineの美しさはパタゴニアに来ないと絶対に経験できないけれども、

帰り道の緑の覆われた山々の景色は正直、これぐらいの景色なら日本にもあるんじゃないかって思う。

しかももれなく秘湯なんかがついてきたりして。

だから、まぁどうしてもパタゴニアに来れない人は、北海道の山でも登ったらいいと思う。


いや、やっぱりパタゴニアに来るべきだ。
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これで温泉が用意されていたら、すこぶる最高なのに。
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というパイネ一泊二日のトレッキングでした。








地球に生まれてパタゴニアに来ないとか、天ぷらそば頼んで、天ぷら残すようなもん

2010年11月20日 12:35

パイネのつづき

前の晩、がっつり寝たはずなのに、パイネ国立公園移動中もがっつり寝る。



短時間移動でも。




そういうことで、起こされるたびに目の前では絶景が相変わらずお見舞いされる。


Salto Grande でっかい滝
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この滝の色が他の世界中のありとあらゆる滝とは一線を画したエメラルドグリーンっぷり。

滝の規模はそうでもないにしろ、とにかく色に見とれる。


滝が見える場所から振り返るとこんな景色。
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かなり加工が施されてますが。


滝のそばから見る山々。
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写真がちっこくて、この壮大さがなんとも伝わりにくいのがもどかしいんだけれども、
とにかく眼前に広がるこの山といい滝といい反則すぎるほどに綺麗なのですよ。





澄み切った空といい、絵で描いたような雲といい、世界で数箇所でしかお目にかかれないこの色の湖といい・・
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素敵過ぎる。




移動の途中にアルパカ。
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そうこうして、15時30分。予定よりだいぶ早くツアーは終了し、僕はツアーのミニバンから降ろしてもらい、


トレッキングを開始。




気合を入れすぎて、重くなりすぎた荷物とともにパイネ山中へと歩き始める。




とにかくずんずん歩く。
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なかなか激しい強風が僕と僕のバックパックを吹きつける。



道はほとんど大した事のないトレイル道だったけれど、2,3箇所滑って落ちたら這い上がってこれないような



がけっぽいとこがあった。強風と相まって、なかなか危険だったはず。







そういうわけで、一時間半ほど歩くと山中にキャンプ場を発見し、午後6時ぐらいに




プエルトナタレスで借りたテントの建築を10分足らずで済ませ、重すぎる荷物をすべてテントに押し込み,




パスタを茹で、ナタレスのスーパーで購入したトマトベースのパスタソースをかけて食う。




このパスタソースが日本のそれと比べるとずいぶん残念な感じ。




もっと具とか見栄えとか味とか何とかなるでしょってぐらいに、



パスタソースのはずなのに、まるでただケチャップをかけたような見栄えだし、


味も一口で飽きてしまうようなトマト味だし、


具ひとつもないし、




いかにもキャンプでただただ腹を満たすためと言わんばかりの食事をした。




その後はこの記事に一度も出てきてなかったけど、たまたまツアーとトレッキングを一緒に回ってる


埼玉県を日本で一番魅力のない県だと言い張る埼玉県在住のななちゃんと


大富豪をして、8勝2敗ぐらいしたとこで、就寝。








そして、僕は就寝したはずなのに、翌朝日の出を見るために3時半起きしなくちゃいけないのに、



誰かから貰ったipodの動画の池袋ウエストゲートパークを貪り見てしまい、結局寝たのは12時過ぎ。







翌朝、3時40分ぐらいにテントを引っぺがされて、ななちゃんに起こされた。








つづく

地球に生まれてパタゴニアに来ないとか、銭湯に行って湯船につからないようなもの

2010年11月16日 23:32

パイネへの拠点となるプエルトナタレスの町には、21時ごろ到着。




ウシュアイアで教えてもらった「Hospe daje strellita del sur」とかって



一生かかっても覚えられそうにない名前の宿にチェックインをする。





始めはフルだって言われたんだけど、



オーナーの親父が普段寝てるらしきベッドを空けてくれた。



おかげで親父はソファーで寝てたわけだけど。



家と宿が一体化した民宿のような宿なわけで、僕のベッドがあるスペースには家人用の冷蔵庫やタンスがあって、


家の人々が突如現れては、僕のあるんだかないんだか分からないプライベートを邪魔してくれる。




それでも、わざわざベッドを空けてくれたことには感謝をしなくちゃね。






翌日は、パイネ目指して、色々と情報収集及びアウトドア道具の調達。


テントが3500ペソ(7ドル)、テントマットが1000ペソ(2ドル)/day

バーナーとかシュラフとかその他諸々、大体1000ペソぐらいで借りられる。

大体どこもかしこも、それぐらいの値段らしい。





そして、翌日。

とりあえずパイネ一日ツアーっていう、ガイドブックに乗ってる見所を一通り回ってくれるのに参加。





出発早々、眠りこけようと思ったらでっかい岩の前で停車して、3000ペソ(6ドル)払わされる

そして、これがミロドンの洞窟
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だだっ広い洞窟。中で野球でも出来そう。




で、こいつがミロドン。生まれて初めてミロドンの存在を知った。
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もう絶滅してしまったらしく、果たして本当にこいつがこんな姿をしていたのか知らないけど、
ナマケモノの一種なんですって。




そんな余興はあっさりとやり過ごし、パイネ国立公園の管理局に行くと

再び強制的に15000ペソ(30ドル)を支払わされる。

入場料がツアーにインクルードじゃないところが、なんとも腑に落ちないけど仕方ねぇっすね。


国立公園に入場して、とりあえず一箇所目。


駐車場を降りて、10分ほど歩くと、眼前に


Lago Grey(グレイ湖)
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なんだかいきなりとてもすごいものをみせられる。


氷の塊がしれーっと湖に浮いてる。



氷の塊のほうは、存在感を感じさせず、当たり前のように浮いてると思ってるんだろうけど、


こっちとしたら、湖にこんなにも巨大な氷の塊が浮いてるなんて状況は想像を絶しているわけで、


葬式に真っ白いタキシードを着て登場するぐらいに氷の塊の目立ち方は尋常じゃなかった。
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奥のほうに見えるのが氷河。
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このグレイ湖をお昼までじっくりと見た後は、再び車に乗車して移動。



こういうとこでおろされた。


湖と青空と山のコントラストが美しすぎる。
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つづいて、これ。
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車でちょっと移動すると、すぐに絶景がお見舞いされる。カナディアンロッキーを彷彿とさせるエメラルドグリーンの湖と登られることを執拗に拒んでるとしか思えない峻険とした山々。

カメラの広角が全然足りなくて、この大パノラマの景色が全然伝わらないのが、残念。




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つづく・・











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