最新記事

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

最後の治安悪化地帯を移動しまくって、ついにあの国

2011年06月01日 22:54

グアダラハラのバスターミナル。

ここで、今後のメキシコ北部についてどう動いていこうか検討した結果、

15分悩んだ後、アメリカとの国境ティファナまでのチケットを買ってしまった。



メキシコは想像していたよりも大きな国で、各地でその見所の性格が全然違うので、

ほんとうに魅力的な国でした。英語もたまに通じるし。

そんな国に後ろ髪を引かれながら、僕は2泊3日のバス移動を選択した。


メキシコ北部ってのは、うわさで聞く限り物騒だ。

最近でも、麻薬組織絡みの抗争で120の遺体が見つかったとかってニュースを聞いた。

そして、犠牲者の中には長距離バスを利用した外国人旅行者が含まれていたとか。

物騒すぎる。そして話がリアル。


今まで、リオデジャネイロやカラカスや南アフリカの都市なんか危険だって噂を聞いていた場所に

行ってきたけど、こんな具体的なニュースはなかなか入ってこなかった。


それに比べると、このメキシコ北部でのニュースは、どうにも現実的で

自分も巻き込まれそうな気配がして怖い。

メキシコ各地の性格の違いを考えると、ほかの町で大して危険を感じることは少なかったけれど、

なんだかやばそうだ。



飛行機の使用も少し検討したけど、結局バス乗っちゃった。

だから、ちょっと高級なバスを利用。


そんな高級バスは乗車前に飲み物とお菓子が配られる。
IMG_1214.jpg


約36時間の移動なので、こんな量じゃ足りないのは分かりきってたから、

自分でも2.5リットルのジュースとメロンパンを用意。



治安対策は皆無だったけど、空腹対策は万全。




バスの中で二度夜が明けた。


そして移動中、信号も何もないとこで停車した場合はたいてい検問で、

警察がバスに乗り込んできて、適当に仕事をして降りていく。

一度だけ国境越えのようなゲートがあって、全員の荷物をくまなくチェック。
IMG_1218.jpg


高級で快適なバスは、検問といくつかの町での停車を除けば、極めて順調に北上を続け、

本州と九州まですっぽり入ってしまいそうな距離を移動し続け、

僕も慣性の法則に従って、穏やかに淡々と眠り続けた。


日が沈んで、何もない平地のはるか遠くに見える山々がシルエットとなり、

反対車線を走る車のライトだけが唯一の変化で、

それ以外は本当に落ち着ききった世界。

そんな景色をいつのものように眺め続けていると、

どこか物寂しい気分になる。

世界がどんどんと無になっていく感じがして。


とにかく、そうして36時間の移動は

強盗もマフィアも麻薬組織もすりも泥棒も現れることなく

極めて平穏に終わり、

早朝5時過ぎにメキシコ最後の町ティファナに到着した。

IMG_1220.jpg


以前は24時間のバス移動で、無駄に意味不明な「絶望」を感じていたのに、

36時間の移動があまりにあっさりと終わってしまった。

そして、そのままティファナのバスターミナルで

アメリカ行きのバスに乗車。国境に辿り着くと、過去に見たことのない長蛇の列。
それは人も車も。
IMG_1225.jpg
バスは専用レーンがあって、アメリカ入国もすんなり出来たけれど、普通に渡ろうとしたら

ゆうに1,2時間は待たされておかしくないほど。

アメリカ合衆国の相変わらずの人気っぷりには、嫉妬しますわ。





関連記事



コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://yadohanashi.blog23.fc2.com/tb.php/562-c71315a4
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。