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デスロードで死んじゃうとかほとんど有り得ない

2011年02月17日 20:35



やっとデスロード。


デスロード。正式名称ユンガスロード(多分)

世界でもっとも危険な道と言われてたりもします。
そして、ラパスに来たらほとんどのバックパッカーが挑戦していきます。


この道路は、チャコ戦争でパラグアイの囚人によって作られ、ラパスからアマゾンの熱帯雨林までと続いているわけですが、車幅はどこも3.2メートル以下で、断崖絶壁が続くようなところで、
1983年には、バスの落下で100人以上の死者を出している危険なところです。

ちなみに今でも年間200~300人が崖に落ちて死ぬらしく、

年に25台の車が落ちるんだとか。2週間に1台のペース。


そんな危険な道路が、今ではマウンテンバイクで下るためのアクティビティとして観光地化されているわけです。

で、1998年以来自転車での死者は18人だそうです。(ソース:BBC)



詳しくはこの辺をご参考ください。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/8683075.stm




かなり期待してた。なにしろ僕は自転車が好き。




けど、ラパスは朝からあいにくの曇天。


前日の盗難騒ぎから影響で、どうやらお天道様は見方してくれなかったらしい。



僕はエルソラリオでデスロードツアーを申し込み、


前日にオーナーやらスタッフにデスロードに行くって伝えてあったのに、


どういうわけか、僕の分のヘルメットとジャージが用意されていなかった。




嫌がらせ?



こっちは盗まれた立場だっちゅうのに。



確認したら、「おまえもデスロード行くのか?」だって。



昨日、伝えたっちゅうのに。





とにかく、曇天のなかTOYOTAのハイエース3台がたくさんの自転車を積んで、

ラパスからどんどんと山を登っていき、峠を少し過ぎたところで、

おろされて、ずらっと並べられた自転車の中から各自料金別の自転車を渡される。
IMG_0696.jpg



ガイドは、乗り方、漕ぎ方の説明をする。
IMG_0700.jpg

目の前に自転車があるのに、なぜか全てジェスチャーでやるから、分かりにくい。



そして、僕はフロントのギアーがトップに上がらないことに気づく。


ガイドにそれを伝えると、どうやらそもそもそこはギアではなくて、ギアの代わりに、


丸いわっかがはめてある。




多分、あんまりスピードを出さないためにこういう風に施されてるんだと思うんだけど、


これは序盤から僕を苦しめる。



走り始めてしばらくは、長い長い舗装路の下り道。


カーブも緩やかで、傾斜も割りとゆるく、見通しも悪くなかったので、


必然的に、とても漕ぎたくなる。




そして、漕ぐ。漕ぎまくる。



ところが、本来あるはずの一番重いギアが無いために、濃いでも漕いでもスピードが伝わらない。



6速あるマニュアル車の5速と6速がなくなってしまって、最高4速でエンジンが

ぶんぶん無駄にエグゾーストだけが高まってる状態。



そして、それは残念ながらエンジンではなくて、僕の足だし、


そこはとても標高の高い場所なので、無駄にペダルを空回りをさせる僕は、


無駄に息切れ。



無駄に息切れしつつも、ほぼ最後尾から出発して、華麗なカーブ裁きで、

ブラジル人から日本人までみんなごぼう抜きにして、先頭集団に追いついたりして、遊んでた。


この同じ乗り物で、人の力で、しかも抜くときに華麗に追い抜けるのが自転車の魅力だと思ったりする。



ところが、結構長い間、舗装路が続く上に、ギアが重くならないから、途中からあきらめて


前にも後ろにも誰も居ない状態でのんびりとその景色を楽しんでたりしたわけだけど、

その画像はどこにもなく。



そこからしばらくすると、一度停車させられ、バナナとチョコを配られて、

再度車に乗車して、自転車もろとも運ばれる。




車でいくらか走ると、本当のデスロードの入り口に到着。


道は舗装なんかされてないんだけど、まぁ割と締まってはいたかな。


そして、ところどころに大き目の意思が転がってたりもする。


意思じゃない石だ。

IMG_0707.jpg


そんな道を下りはじめる。


雨も降り始める。


左側には断崖絶壁が続いているはずなんだけど、霧のせいであまり下が認識できない。


でも、多分落ちたら死ぬんだろなって事ぐらいは分かる。



舗装路で、スピードを出しまくって調子に乗りまくってたブラジル人たちも


未舗装のダート道に変わると、急に腰が引けるというか運転が不安定に。


後輪を滑らしたり、崖側ではなくて、壁側の溝に突っ込んだり、


そんな彼らを僕は再び華麗に抜き去る。



やっぱりこの追い抜く感覚がたまらない。




ところがこのデスロードツアー。

絶対に守らなければならない黄金律みたいなのが存在する。


先頭のガイドを抜いてはならない。



恐らくガイドはとてつもなく早いから、そんなの全然関係ないんだろうとか思っていたんだけど、


ガイドが意外と遅い。


おかげで、たくさん追い抜いて先頭集団に辿り着いても、団子状態になってしまい、

降りしきる雨のせいで、前の人からの水しぶきを全身にあびるばかり。



雨は強くなってきて、ゴーグルもサングラスも支給されないので、タイヤから飛んできた泥や雨が目の中に

入って、視界不良に陥る。


これが一番の大敵だった。


なにしろ見えないと死んじゃうし。



ところが自転車にとっての車幅3メートルってのは、結構余裕。


道もそれなりに締まってるし。


前輪からつまづいて、ジャックナイフになったり、

カーブですべって、ドリフト状態になったりみたいなことは何度かあったけど、

とにかく、後半はずっとガイドの後ろ付きっ切りで、

ガイドを煽ったりして、危うく抜きかけそうになって、

無駄にブレーキかけてこけかけたりして、遊んでました。





対向車とかもほとんど無いし、万が一来た時には、ガイドが口笛吹いてくれるらしいので、

(つっても実際二回来たけど、一回も吹かずじまい)


色々と安全でした。


怪我する可能性は十分にあるとは思いますが。


多分、日本で信州辺りの本当に狭くて、傾斜があって、見通しが悪い峠道のほうが、

よっぽどMost dangerous road in the world だと思う。

IMG_0711.jpg




deathroad.jpg




























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コメント

  1. すけこちゃん | URL | fWAb3maE

    お疲れ様!

    こんばんは
    はじめてお邪魔します。
    大変でしたね。
    遠い日本で応援してます。頑張ってくださいv-218

  2. うっちゃん | URL | -

    やっとデスロード

    ブログが現在地に追いつくのにはまだまだかかりそうですね。
    日本ではブログの更新を毎日のように楽しみにしてますよ。

    デスロード、同じこと言いました。
    「トップに入りません」って。
    「無いよ」って返されました。

    日本のデスロードでも探しておきます。
    暖かくなったら。

  3. sho | URL | -

    Re: お疲れ様!

    ご訪問頂いてありがとうございます。

    何が起こるかわからないから旅なので、これぐらい想定内です。

    返金されたのは想定外だけど。

  4. sho | URL | -

    Re: やっとデスロード

    時間差はあるけど、現在地に辿り着くのは割りとあっという間だと思います。きっと。

    早く日本を走りたいです。
    春の日本は気持ちよさそうですね。
    これからですね。

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