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相思相愛

2010年11月24日 15:00

さてさて、パタゴニアさんは次から次へと僕にメインディッシュを用意してくださる。


「今は、おなかいっぱいだから次は一週間ぐらい後にしてほしいんだけれど。」とお願いしても、


「いやいや、そんなわけには行きませんよ。なにしろパタゴニアですからね。」


「なんでパタゴニアさんは、そんなにストイックに僕をおなかいっぱいにしようとするんですか?」


「私もちょっと不器用なところがありまして、なかなか加減が効かないのですよ。あまりに寒かったり、風が強かったりするせいで、なんだかその辺の調節機能が麻痺してしまったみたいで・・・」




と いうことで、エルカラファテという湖と巨大な丘に囲まれた町でのんびりしようと企んでいたんだけど、

パタゴニアさんが僕のけつをひっぱたいて、次に連れてかれたのは


ロス・グラシアレス国立公園


日本で、パタゴニアについて何らかの番組が

やってたらまず間違いなくここの映像が垂れ流されてくる。



僕が持ってるパタゴニアのイメージとしては =ロスグラシアレスっていっても過言ではないんじゃないかってくらいチョーメジャーなとこ。




チョーメジャーなところすぎて、随分前から調子に乗りっぱなしでツアー代も、うなぎのぼり。


飯も出ねぇツアーに10,000円オーバーとか本当に腑に落ちなかったけれど、


氷河の上を歩くっていうのは、もはや僕の趣味みたいなものなので、


出し惜しみせずにミニトレッキングとやらに参加した。




前日の晩に多分とても下らない理由で、夜更かしをしてしまい、国立公園までの移動のバス内で眠くてたまらない。


こんな眠い状態で来てしまって、折角の料理を用意して下さったパタゴニアさんには申し訳が立たないです。






バスはさっさと船乗り場に到着。よく状況がわからないまま船に乗せられること、ほんの一分。



いきなりペリトモレノさん登場。
DSC_1999.jpg

「いきなり現れたらびっくりするでねぇが。前以って言ってくんねぇと、こっちも心の準備ってもんがあるでよ」と、隣に座ってたブラジル人が説教を始める。

どこからどこまでがペリトモレノさんなのか、見当もつかないままとにかく船は氷河を横目に対岸に到着。
DSC_2011.jpg


そこで簡単なブリーフィングを受けた後、僕は欧米の老夫婦の方々とともに森を抜ける。


森の入り口一歩目で、アメリカ人の親父がいきなり木の枝につまづく。


まぁ、そういうのはおいといて僕は生まれて初めてアイゼンというものを装着したわけだ。
DSC_2020.jpg


そして、氷河への第一歩を踏み出す。



氷河言っても、ただの氷。



一歩目の感触というか、二歩目も三歩目も小さいころから存分に歩きまくってきた札幌での氷上生活と


ほぼ変わらない。


ただ違ってるのは、アイゼンを装着しているということ。
DSC_2039.jpg




そして、このアイゼンを装着しながらの氷河への一歩一歩の信頼感がたまらない。



あまりに噛み合う。



もともとアイゼンというのは、氷の上に自生してる植物か鉱物なんじゃないかってぐらいフィットする。



こんなにも不安定な場所を歩いているはずなのに、とてつもない安心感。


アイゼンと氷ってのは相思相愛の仲なんですね。



みんなこんなにも自由で歩き放題のはずの場所を馬鹿の一つ覚えで縦一列に歩く。
DSC_2058.jpg


絶対犯してはいけない不文律があるかのように、みなが決められた道を歩く。


おかげで、その道の氷は完全に砕かれて、ゆるーい道が出来上がる。


その上をアイゼンで歩いてても、全然アイゼンの本領発揮せずつまらん。


ということで、僕だけ途中から誰も踏まない氷上をさくさく歩いてた。
DSC_2083_20101124111224.jpg


1時間半ほど、氷河の上をぐるぐると歩き回ってトレッキングは終了。
氷河の氷で溶かしたウィスキーが振舞われる。
DSC_2085.jpg

ウィスキーはスコットランド製。
DSC_2088_20101124111224.jpg


ちなみにアイゼンって和製登山用語らしく英語じゃクランポン




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コメント

  1. tomoko | URL | wkC5TUF6

    あたしと同じガイドさんだ!!!
    写真いつもきれいだねぇ...

  2. sho | URL | -

    Re: タイトルなし

    どうもどうも。

    ほかの人も同じガイドさんだって言ってたけど、
    3人ぐらいしかいないんでないかな?

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