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しょーもない世界遺産

2010年09月25日 19:51

この日本人の1%ぐらいしか知らないようなカーボベルデって国にも、世界遺産はあった。


その名は シダーデ・ヴェーリャ。





ただ、プライアでやることないし、割と近かったので行ってきた。


でも、当日なんだか頭が痛く、体が重い、そして天気がよろしくない。


よせばいいのに、行く事にした。


町の中心にある公園に一応ツーリストインフォメーションセンター的なものがあるんだけど、

英語が通じない。そして、地図も持ってない。極めて役に立たないインフォーメーションセンター。

シダーデヴェーリャへの行き方を尋ねるも、地図がないからバス乗り場がどこにあるんだか、指で「あっち」ってやられるだけ。

なんとなくミニバスというか、トヨタのハイエースがわらわらと集まってる場所があったので、そこ行くと見つかった。


そして、町を離れるとすぐに荒野が始まる。で、40分足らずで到着。




到着したのはいいものの、ただの漁港だ。



どんよりした曇り空で、村人達もなんだかずいぶん暇そうに町の至るとこで、ただただ座って誰かと会話してる。







で、どうしたらいいんですか?






普通、世界遺産ってのは到着したら看板なりツーリストインフォなりがあったり、入場口があったりして、

なんとなくそれにしたがっていけば、その世界遺産を堪能できるものなんだけど、

なにしろ、ここはただの漁村じゃないか。

昔は、このシダーデベーリャが貿易港としてカーボベルデの中心の役割を果たしていたらしいんだけど、

岸辺のがけに船がぶつかるもんだから、

当時、闇貿易なんかが行われてたプライアに首都が移されたらしい。


シダーデヴェーリャはバスコ・ダ・ガマもコロンブスも訪れている西アフリカにおけるポルトガルにとっての重要な都市だったんです。

奴隷貿易の重要な港だったんです。とにかくそんな町です。




そして、観光客らしき人は一切見当たらない。


近くになんとなく、何かの遺跡っぽいものがあったので行ってみた。
DSC_4725.jpg
で、これなんなんでしょうか?って話になるけど、一切説明が見当たらない。

柵があったんだけど、ところどころ破られてて全然保全されてない。





それでも、村の上の上の上のほうを見上げると、うっすらと城壁らしきものが見えた。



あれか。


上るしかないのか。



仕方なく上り始める。上り始めて、まもなくいきなり道がなくなる。


壁の上を歩けということらしい。
DSC_4735.jpg

子供たちには、これが世界遺産だから観光収入がっぽりだぜとかもはやまったく関係ないっぽい。
DSC_4733.jpg


そして、ずんずんと上り続けると到着。シダーデ・ヴェーリャの町が見渡せる。
DSC_4737.jpg

そしてこれが城壁の正体。レアル・デ・サン・フィリペ要塞
DSC_4739.jpg

たどり着くや否や雨が降ってくる。しかも結構強く。なんだか全然歓迎されてる感のない、やたらと冷たい雨にお見舞いされる。

そこにも一応3人の女性で営まれるチケット売り場 兼 喫茶店 兼 要塞の案内所みたいなとこがあって、

それ無視して、要塞に入ろうと思ったら呼び止められる。



「あんたー、入場料払いなさい」って。


価格を聞いたら、500円だと。



外側から見る限り、内側に何にもないのが丸分かりなのですが、支払わないといけないんでしょうか?

って伝えたかったけど、言葉も通じないし、結局そこで雨上がりして、

ついでにその案内所みたいなとこに、要塞のミニチュアがあったから、それを眺めてみると、どうやら入り口は1つではないらしいという事が判明し、裏側に回ってみた。



裏側の出口にはやる気のないチェーンが、ちょうどまたいで超えるにも、くぐるにも丁度良くない高さで

かかっていて、ま、それをくぐると、あっさり中に入れた。


で、500円払うとお見舞いされる要塞内部がこれ。
DSC_4745.jpg


これがすべて
DSC_4746_20100925125834.jpg



ちょっと待ってくださいよ。


頭が痛くて、体がだるくて、雨も降ってて、そんな中これですか。



いくらなんでもひどいじゃないですか。



ひどい仕打ちじゃないですか。



と、誰にも言えない悲鳴を胸に抱えつつ、帰路につきました。

DSC_4751.jpg

DSC_4757.jpg





このシダーデヴェーリャ認定されたのは2009年なので、かなり日が浅い。


日が浅い世界遺産は、大体大したことない。


なんというか世界遺産認定の条件を無理やり当てはめて世界遺産にしているところが散見される。


今後も永遠にそうやって見た目には大したことない世界遺産が増産されていくと予想される。


そういう世界遺産を楽しむためには、知識と情報がものすごく重要になってくる。


逆に言うと、何も知らないと全然分からないということだ。




カーボベルデにひとつしかないこの世界遺産。

結局は、ヨーロッパ人によって作られたという事実。

というかカーボベルデという国自体、奴隷貿易の拠点としてポルトガルに利用され始めたところから始まってて、

カーボベルデ人つっても、奴隷とポルトガル人移民の混血なわけで、なんともこそばゆい歴史を持った国なんですね。




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