最新記事

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

平和を作る人と桜と猫

2010年03月11日 20:51

イスラエルに居た8泊9日のうち7泊は、オリーブ山のてっぺんにあるイブラヒムピースハウスに泊まった。

ここは、一応宿ではなくドネーションセンターという事で寄付で成り立っている。


一泊2食or1食(日による)付き、水シャワー、街の中心からは離れているものの


イスラエルの物価の高さから考えると、食事付きってのは大きくて居ついてしまった。



そして、何より惹かれるのがここのオーナー パレスチナ人のイブラヒム。


バスで、オリーブ山のてっぺんに行き、イブラヒムの家はどこだ?と聞くと

誰もが知ってて教えてくれる。そのくせ、場所は随分分かりにくいところに。

看板も何も無い。
ibrahim2.jpg


宿にたどり着き、イブラヒムと会うとなんとも人のいい親父というかおじいちゃんという感じ。


そして、会って早々に

「いいから食べなさい。食べなさい。紅茶は飲むか?スープはこれ。パンはこれ」

と僕らに食事を与えてくれる。

結局、ベッドを案内される前に一時間も食べ続け、ついでにイブラヒムについての話を聞かされる。

「世界中、アメリカやインドや、ヨーロッパ、オーストラリアなんかに行った。でもパスポートは無くて、すべて招待されて行っている。アメリカには44州に行ったんだ。イスラエルに住んでいてパスポートがないからサウジアラビアやその他アラブ諸国には行けない。私にはたくさんの家族がいて、それは私の財産だ。」
みたいな事を話していた。

事実、この家の壁には彼が行った場所で、インタビューや面会をした記事の新聞が張ってあったり、

州知事からもらった鍵?なんかが置いてあったりする。


彼は毎晩、毎晩、僕らのためにたくさんの食事を作ってくれる。

味が薄くて イブラヒムソースなんて呼んでたりしたんだけど、塩コショウをかけるとかなりいける。

基本的には、パンとスープとおかず一品(にんじん、じゃがいも系がほとんど、一回だけ肉)。


そして、僕らを見るや否や「EAT!!EAT!!

と食事をすすめてくれる。食事中も紅茶を出してくれたりと、大変気前がいい。

朝、パンがない時は僕にお金を渡して、「そこでパンを買ってきて」と頼まれたりもする。

いっつも小額の寄付で申し訳ないので、パンは自腹で買った。つっても250円くらいで

大量のパンが買えるわけだけど。



イブラヒムピースハウスには、欧米人、日本人、韓国人も含めて色んな人が泊まりに来る。


新しく来る人は、大体寄付をしていくわけだけどお金がなくてずーっとそこに居る人も2,3人いるみたい。

彼らはニュージーランド人だったり、アメリカ人だったりで、もうビザも切れて、帰るお金も無くて、

どうしようもなくてここに居ついているらしい。



イブラヒムは言ってた。

「この家は、祖父の代からやっていて、それ以来ずーっと営み続けてきた。毎晩、食事だけは絶対に出す。もし、食事を出せなくなる事があれば、家を閉める。だから出来る限りは、やっていきたい。それでも、こうして長期で無銭で滞在されると運営が厳しくなると事もある。去年は実に厳しかった。だから、私自身働いているし、このような大変な事を息子には継がせたくない」と。

彼は、この家の運営と共に、さまざまな人に出会う事で平和活動も行なっている。

こちら彼のホームページ↓
http://jerusalempeacemakers2008.jerusalempeacemakers.org/ibrahim/index.html


そんな彼の心意気に感動した。


安宿目的で行っただけだったけど、この家のためなら一泊100ドルでも払っていいと思った。

100ドル払ってもいいと思って、20ドルしか払わなかったわけだけど、いつかまたエルサレムに来る事が

あれば、イブラヒムを訪問して、出来る限りの事をしたいなと思う。



イブラヒムピースハウスの家を出発する日、彼に

「I like you」と言うと、

「I like you too.See you in Japan!」

と言ってくれた。涙が出そうになった。とにかく本当にいい親父。

ibrahim1.jpg

これを見て、もしエルサレムに行く方があれば、ぜひ彼の家を訪問して欲しいです。
そして、イブラヒムに会って下さい。

行き方
旧市街のダマスカス門そばにあるバス停から人に聞いてオリーブ山行きのバスに乗る。
確か75番のバス。頻発。それかタクシー。
オリーブ山のてっぺんに着いたら、とにかく「イブラヒムピースハウス?」って聞きまくれば、皆知ってる。  それだけ。

でもって、エルサレムの旧市街を囲む城壁は上を歩く事が出来て、のんびり歩いてたら

桜を見つけた。

桜って、見ると本当に嬉しくなるし、
ibrahim3.jpg

ほっとする。
ibrahim4.jpg

多分、日本人だからなんだろうけど。
ibrahim5.jpg

にらみあう猫。ユダヤ人とパレスチナ人みたい。
ibrahim6.jpg



関連記事



コメント

  1. 飛鳥 | URL | -

    ニャンニャンがかわいいにゃん!!

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://yadohanashi.blog23.fc2.com/tb.php/266-bf1d774a
この記事へのトラックバック



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。