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世界の半分で僕の全てを失う

2010年01月19日 09:56

エスファハーンへと向かうファーストクラスのバスの中では、フルーツ(りんご、みかん)、お菓子数種類、ジュース、紅茶なんかが振舞われた。

ファーストクラスとセカンドクラスの値段の差は、わずかに3ドルくらい。


シートもかなりのリクライニングが可能で、本当に快適な移動だった。




そして、早朝5時 不意打ちのようにエスファハーンのバスターミナルへと到着する。










バスを降りて、豪華なおもてなしのおかげで尿意をもよおしており、トイレへ。



シーラーズで接したイラン人達が皆暖かくて、この人たちは信用出来ると思い込んでいた。


それで、トイレの外に僕の20キロ以上はあるバックパックをトイレの外の壁際に置き、トイレの中へ。


ほかのイラン人達で混んでいて、とりあえず荷物が心配だったので、すぐ外へ。



















すると、ほんの数十秒前にそこに置いてあったはずの

バックパックがなくなっている。














明らかにない。明白にそこに存在してない。








そこにいたイラン人達に英語で聞くも、全然分からない様子で、ジェスチャーで説明したけど、
知らない様子。












バックパック、盗まれたーーーーーー






周囲を見渡す。




盗まれて、まだ時間が立ってない。





バスターミナルの建物の中を歩き回る。
探してる間中、バックパックに入ってた物を思い返す。
あまりにも色々とあり過ぎて、考えるのが嫌になってくる。





見つからない。





再び、トイレに戻る。




やっぱりない。




その後、30分ほどバス停周辺を探し回ったけど、やっぱり見つからず、

バスターミナル内の警察に行って見たけど、英語通じず。





とにかく、そうして8ヶ月一緒に旅してきた僕のバックパックはエスファハーンで行方不明になった。





シーラーズでイラン人の人のよさに油断してしまったせいで、バックパックには

PCやカメラなんかも入れてしまい、とにかく多くの物を失ったらしい。

いつもより余計に大切なものが入っていた気がする。











残されたのは、サブザック、ガイドブックのコピー、ノート、電子辞書、iPod,小説、コンパクトデジカメ、

折り畳み傘、寝袋、ジジ人形、ボールペン数本、そして今来ている衣服。

もはや一泊二日が精一杯の装備。

パスポートやカード、お金なんかは、幸いバックパックには入れてなかった。







全部失ったけど、とにかく旅は続けられるんだ。

また買えばどうにでもなる。


そう思い込んで、とりあえずイスファハーンの安宿 ホテル アミールキャビールへと路線バスで向かった。







16世紀にイスファハーンは都に制定されて、多くの建造物が建設され、

交易都市とて繁栄していて、「イスファハーンは世界の半分」と称されていたらしい。



どう考えても言い過ぎだとしか思えないんだけど、とにかく世界の半分はイスファハーンだったって事で、

僕は、その世界の半分で全部を失った。









 






















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