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さよなら、チベット

2009年12月20日 16:53

ダライラマティーチングの2日目。

その日は、夜行バスでデリーに帰るということもあって、朝のティーチングには行かずチェックアウトの準備をした。

そして、いつものようにダラムサラの町を歩き始めると、デリーから一緒のバスで来たサンダに出会う。




彼と偶然出会うのは3度目。




とりあえずお互い暇な上に、この町が小さいのでごく自然な事みたいに出会う。




「一緒に、寺行かない」と誘われ、午後のティーチングが始まる前の寺院へと向かう。





寺院に向かう途中の道のりで彼の知り合いや友人、友人のおばさんなんかにサンダは声を掛けていくわけだけど、


彼は、本当に良い奴で、友達がチャイを飲んでいたら、その代金を払ってあげたり、

インドで僕が散々コケにしてきた乞食に対しても、快くバクシーシ(お金)をあげたりしてる。



そういう彼を見てると、自分がどんなに人に優しく、親切にしたいと思っていても、

なかなか行動には表せないのに対して、無条件にそんなことをやってのけてる彼に対して、

本当に敬意の念で一杯。


これが、チベット人だからなのかチベット仏教の教えなのかちょっと判断しかねるけれど、

とにかくサンダみたいな奴を生み出すチベットってのは、凄く素敵なところなんだという判断を、

演繹的に無理やりだけど、おそらく間違いないだろうと思うので、させて頂く事にしたい。


一緒に寺に着くと、寺院の前で、彼はチベット難民が中国から学んでもってきたと思われる、

涼麺(からくて、うどんっぽい麺)なんかをご馳走してくれた。



そして、寺院に入場。


荷物チェックを受け、ティーチングの会場に向かった。



昨日みたいに出待ちをした場所で待機をすること30分。



法王様が出てくる雰囲気になると、それまで笑顔だったサンダが急にひざまづき、

そして真剣な顔になる。




ダライラマ法王は、出迎えるチベット人や僕ら外国人に相変わらずの優しい笑顔で

各々に目配せをしながら、会場へと向かう。





サンダは、その間ずっと拝んでいた。




一宗教の最高指導者と信者との対面。神聖なる瞬間。感動した。






法王が会場に行くと、会場に上がって、そのままティーチングを聞くには、

事前に登録したカードが必要で、僕は持っていたんだけど、

サンダが持っていなかったので、悔しそうな顔をしていたけど、そのまま会場を去った。








その後、宿泊していたLadies Venturesの向かえにあるバスケットコートに2人で向かった。



そこでは毎日、チベットの若者がバスケットをしていて、サンダもすぐにその輪に入っていった。





僕も、うらやましいなと眺めていたら、入りなよ と誘ってくれて、ものすごい久しぶりにバスケットボールを

してみる、チベット人たちと。




そのコートにはひっそりとフリーチベットの文字。





15分か20分くらいだったけど、凄く楽しかった。

とりあえずみんなそこまで上手ではないので、なんとも良い感じに混じる事が出来て、

シュートも決めたり出来て、ええ体験だった。


彼らはみんな難民。だけど、すこぶる楽しそうだし、良い笑顔。






そんなサンダは、友達と会うからとそこでさよなら。



彼は、この後ブッダガヤに行き、2週間ほどの勉強をし、その後カトマンズでも勉強したあと、

3人の友人と祖国チベットに戻ると言っていた。

せっかく亡命してきたのに、こんなことがあるのかと信じられなかったけど、ラサに

こっちの情報を伝えるために行われているらしい。







昼の間は隠れ、夜の間に警察に見つからないようにこっそり移動するんだって。



本当に命がけ。







そんな彼らを見ていたら、彼らのために何かしたくなった。



ただ、フリーチベット(チベット解放しろ)というには少し僕には無責任な気がしてならない。



少なくとも、チベット仏教やチベットの綺麗な大地、チベット人の豊かな心をもっと色んな人に知ってもらうことくらいは出来るかなと思った。





そして、その夜なかなかエンジンがかからず1時間半遅れのバスはデリーに向かった。


インドビザが切れるまであと3日。











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