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人はなぜ先っぽがこだわるの?(ラーメーシュワラム)

2009年11月07日 23:19

マドゥライの後は、インド大陸最南端 コモリン岬に行く予定だったんだけど、 地図を眺めてると、どうにも放ってはおけそうにない場所を見つける。



ラーメーシュワラム。

スリランカに向けて、ひょろっと突き出ている岬?。

まるで北海道にある のとろ岬(能取岬?)のように、 なんとなく無駄に行って見たい気持ちを起こさせる半島。


ところが、そのさきっぽには岬とかって名称がないらしい。


とりあえず、そこめがけてラーメーシュワラムを目指した。


バスで、5時間。到着するとすでに夜。


ホテルを探すも、3,4軒が満室で無いと言われ、少し外れたところにある安宿をようやく見つける。


翌朝、5時頃目が覚めて、日の出を見に行くことにする。


あいにく、海の上のほうは曇っていて、日の出をしっかりと拝むことは難しそう。

でも、今の僕にとって日の出が綺麗に拝めるかどうかはどうでもいいらしく、むしろ日の出を拝むインド人達を眺めていた。

IMG_6327.jpg




日の出が終わると、再び宿に戻って二度寝。



10時頃起きて、さきっぽを目指す。




さきっぽまでは、とりあえず近くの村までバスで行き、そこからは歩けると「地球の歩き方」には記載があり、 それを真に受けて、バスが終点に着いた後は、先っぽ目指して歩くことにした。




終点から少し行くと、すでにその細長い半島っぷりは、威力を発揮し、どこに立っていても海の両側が見える。


南からは、波が押し寄せてるんだけど、北から来る波はどうもおとなしい。


そして、海沿いをはしっこ目指して、ひた歩く。
IMG_6345.jpg



ここの海は、すぐ近くのラーメーシュワラムとは比べ物にならないほど綺麗。

今までベンガル湾の町とビーチを見てきたけど、一番。

エメラルドグリーンの綺麗な海。
IMG_6339.jpg



ゴミも落ちてないし、ずっと先で見えないんだけど、とにかく綺麗な砂浜がずっと続いてた。

はじめのうちは、その美しさと誰も居ない静けさを噛み締めつつ、自分の上だけにある青空を見て、 世界中が曇り空に覆われて、ここだけ晴れてるんじゃないかって思いながら歩いてたんだけど、 行けどもいけども、はしっこには辿り着く様子がない。



そうして、1時間半ほど歩いた頃、少し雨が降り始める。




小雨だろうと、油断していたら、それが本降りになり、嵐になってきた。




ここは砂浜。



隠れるところなんでどこにもなくて、折りたたみ傘を刺して、しゃがみながら何とか雨をしのごうとするんだけど、 その雨と風の勢いは、僕をさきっぽに向かうのを阻もうかとしてるくらいに激しく、もうびしょぬれ。



その雨の中、大きなたるを持って先を進む女性の姿があったから、彼女に着いて行くと小さな集落に辿り着く。



まさか、こんなさきっぽにこんな村があるなんて、と信じられなかった。


そこで、チャイを頂いて、一休み。
IMG_6377.jpg




しばらくすると、雨も止み、再び晴れ間が指し、再びさきっぽ目指す。



雨の中、村に来たときは誰もいなかったんだけど、雨が止んだ後は、この小さな村の小さな道を たくさんの村人が行き交っていて、子供達から遊ばれた。



さらに進む。



もうそろそろだろうと思うんだけど、いけどもいけどもさきっぽは見えない。



引き返そうかと何度も思うくらいに、さきっぽは見えなくて、本当にしんどかった。



歩き始めたからには,ゴールにたどり着くまで引き返すわけにはいかない。もはや意地。


ずっと砂浜の上を歩くものだから、一歩一歩不安定で、やたらと足に負担がかかる。



さらには、レンガ造りの朽ちた家なんかもあって、その隣には藁葺きの家に人が住んでたりする。
IMG_6387.jpg


この場所は、どうやら退化してるらしい。

IMG_6393.jpg


そしてさらに歩くこと、1時間半。バス停を出てからすでに3時間、ようやくさきっぽらしきところに 観光用のジープか何かが止まっているのを発見。
IMG_6404.jpg




あと少しだ、と思うんだけど、そのジープまでがまた遠い。さらに20分くらいして、やっとさきっぽに辿り着く。



別に、何てことない何にもない景色で、先端の碑があるわけでもなく、なんならそのさらに先に陸地が少し見えて、 さきっぽの先に何かあるわけで、観光客が残していったゴミもあるんだけど、そんな事関係なく、ただこの達成感に感動した。


IMG_6413.jpg

やっぱり自力でどこかに辿り着くっていう達成感ってのは、いいもんだね。







それにしても疲れ果てて、足も痛いし、また戻らなきゃいけない事を考えると、本当にうんざり。

IMG_6419.jpg






帰りは、音楽を聴きつつ、歩数を数えながら戻る。


車が通っている道のそばは、地面が割りと締まっていて歩きやすく、行きよりハイペース。


4200歩くらい歩いたところで、さきっぽと村を往復している乗り合いバンが僕を追い越して、 「乗るか?」って言うから、飛び乗って、オートモービルの力を頼り、村に戻る。


砂浜を走るし、僕はバンの後ろに立ってつかまりながらだったから、途中荒れている部分を通り過ぎると、 車がはねて、自分も何度もジャンプして、車から落っこちそうになった。



一緒につかまっているインド人達は、そんなこと当たり前みたいでびくともしていない。 そんなわけで、村に戻ると子供達が集まってきて 「ペン、ペン、パイサ、パイサ」と寄ってきた。


ペンもパイサ(お金)も持ってたけど、やっぱりあげない。




村からラーメーシュワラムに戻り、寺院を少し観光。

IMG_6441.jpg


なぜか再び大雨。そして、恒例の停電。



5時過ぎていて、暗い部屋のなかチェックアウトの準備をして、夕食を取る。


ビザに追われる忙しい旅は、最南端のカニャークマリ(コモリン岬)を目指して、再びバス乗って出発。
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コメント

  1. すごい^^
    ベンガル湾は余りきれくないけど、もっと南にはこんなに綺麗なビーチがあるんだね!

    先っぽたどりつけて良かったですね!
    読みながらハラハラしました;;
    日本人、あまりいないですよね?

    ローカルな雰囲気が伝わってきました、
    いいなあ、私も行きたい^^


    そうだ、ちなみに、アシュラムって、私の記憶では、道場って意味だったように思います。
    オーロビンドはなんの宗教だったのか、私も知らないですけど、空中浮揚ができたらしいから、ヨガかもしれませんね。




  2. sho | URL | -

    Re: タイトルなし


    ここの先端の海だけは、抜群にキレイでした。
    人に全く汚染されてないからだとは思うんですけど。


    日本人には南インドほとんど出会わないですね。
    なんだかインドなのに随分と気楽に旅出来てます。

    アシュラムは修行の施設で、アーシュラムは新興宗教のことなのかな。

    よく分からないですけど。

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