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ムガールサライの悲劇

2009年10月17日 18:28

バラナシから最寄のムガールサライ駅からチェンナイ(マドラス)へと向かうはずの 忘れもしないPatna Bangalore EXP 23:30発の列車に僕は乗る予定だった。



インドの列車はずいぶんと便利になっており、チケットはインターネットで予約。 しかも5日も前に予約していた。



ところが、インドのRailwaysはくせもので、翌日、翌々日の列車なんてほとんどいつも満席。



だから、ウェイティングリストなるものに名前を載せてもらってキャンセル待ちをしなくちゃならない。




それで予約した時点で12番目くらいだったから、いくらなんでも5日経てばキャンセル入って、席取れるだろうと、 ずいぶん楽観していたわけだけど、悲劇は起きた。




列車がムガールサライを出発する1時間ほど前に、自分のチケットの席を確認するべくオフィスへ出向き、 「席の確認をお願いします」とやる気の無い駅員にチケットを渡す。



そしてだらだらと確認すること、5分。


「君はウェイティングリストのままで、席がコンファームされてないよ。残念ながら席はない。払ったお金は返されるから。」


そう言われて、「えぇー、それじゃ困る。Extra feeでもなんでも払うからさ、何とか手配してよ」と食い下がる。



ところが、「ないもんは、ないんだ、それじゃ。」



そう言って、インドにとって大切なはずの外国人旅行客様の僕を足蹴にし、彼らは、仕事もせずまた雑談を始めた。




インドの列車システムに憤りを覚えまくる。

みんな、乗れなかったらどうしてんだろ?直前まで分からないって明らかに問題あるだろ。



そんなわけで、チェンナイに行くつもりでほかの事は当然何も考えてなかったから、非常に困った。



もう一泊して、明日の同じチケットを取るか。するとムガールサライで一泊する事になるけど、やることない。それに取れるかもわからない。


バラナシを出た以上は、さっさと次へと向かいたい。



汗をだらだらと流し、60ルピーで買った時刻表を何度も見返した。


チェンナイにいける便は一日に一本しかなく、今日これからある便は、ほとんどがコルカタがデリーに向かう電車。



色々考えたあげく、チェンナイに行く便はコルカタからたくさん出てるという事になり、とりあえずコルカタに向かおう とした。


とはいえ、時刻はすでに12時近く、コルカタ行き列車があるのかなと思いきや、何便もある模様。

ところがそのうちほとんどは、ラージーダーニーエクスプレスとか呼ばれる、エアコンつき寝台車しかない高級車。

それでもよかったんだけど、どれも席はないんだと。今はフェスティバルだそうだ。インドはしょっちゅうフェスティバルだな。働いてる時間よりフェスティバルのほうが長いんじゃないか?


出来れば寝台車に乗りたかったけど、まさかこの時間から取れるはずも無く、途中来た列車に3つほど 「寝台車に空きはない?金なら払うからさ。なんとかしてよ」と懇願するも、 「もう席はないよ。チケット売り場で買いなさい」と冷たくあしらわれる。



さらには1:40発の電車に乗りたいんだ。と道歩く人に話したら、これは時間変更になって4:40発になったよ。


3時間待ちだとか言われたんだけど、そんな事を言われてる刹那その電車がホームに入ってきて、大嘘こかれた。 あんな親切顔して、そんなうそつかなくても・・・



そんな行為を何度も繰り返したあげく、寝台車は諦め2等座席に乗ることに。



二等席は完全自由席で、料金はべらぼうに安く、それでもって大量のインド人が乗り込むから、 居心地の良さははっきり言って、期待できない。



結局、2:35に出発する列車へと乗り込むが、もうすでに席は埋まっており、通路も埋まっており、 荷物を置くスペースすらままならない状況。


仕方なく虫が集まってたトイレの近くに荷物を置き、通路に無理やりと腰を下ろして長い長い17時間の移動が始まった。




2等車は、至る所が荷物と人だらけで、席と席の間で人の足しかないと思いきや、その足の間に女の人が寝てたり、 その女の人しかいないと思いきや、まだ子供が二人くらい寝てたり。 もうカオス。


ただ出発して2時間も経つと、座席を確保出来ていたインド人が列車を降りるみたいで、 そこの座席を指差して「ここに座りな」と僕をクッションのあるシートへと導いてくれた。



その後は、サブバッグを抱えて、常に他のインド人からの視線を感じつつ、眠りについた。


他の列車なら、11時間で着くはずが、なんらかの理由で随分と遅れてる上に、遠回りなルートを取る列車だったため、 コルカタに着いたのは17時間後。


車窓は、ずっとインドの田園風景。17時間ずっとほとんど景色が変わらなかったような。


たまに現れる工場のようなところには、乗客みんなが注目してるし。


中国も基本的にはそうだったけど、山、川、渓谷など見所は多かったような。


味があったというか。


それに比べると、インドの電車の車窓は、なんだか味気ないな。


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