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貴陽 〜硬座に乗ってみた&貴陽の公園〜

2009年05月06日 19:00

桂林から貴陽までは、この旅初めての硬座。 最初の感想は、くさっ。

あの汗臭さ、色が濃い人ほど醸し出してる高い。

5月4日16:30から5月5日 04:30までの12時間、直角で中途半端なクッションの椅子に座り、全然眠れないので北方謙三の老犬シリーズ 第3巻「望郷」を読了し、東野圭吾の「天空の蜂」も半分くらいまで読んでしまってそれでも眠れず、通路側なので、中途半端な格好でしか体を横に出来ず、結局30分くらいしか眠れないまま、貴陽に着いてしまいました。

最後の30分くらいは、眠いのに眠れなくて結構辛かった。。。
窓側に座れてれば、まだましだっただろうけど。
桂林→貴陽間、硬座だと106元、寝台車だと180元。 1200円差であの苦しみから解放されるなら、全然ありだね。

2003年に上海から南京まで硬座に乗った時は、ところどころでひまわりの種を食べてる人が見受けられたんだけど、今回はいなくて、ゴミをゴミ箱に捨てる事も覚えたみたいで、多少は民度が向上したのでしょうか?

貴陽では、無駄にダブルベッドの部屋が招待所が40元が早朝4時に着いて見つかり、昼頃まで寝て、バスに乗って、花園公園というところをぶらり。

井の頭公園を広くして、ついでに神田川に勢いつけてみましたって感じの公園で、

麻雀してみたり、
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チャイニーズダンスしてみたり、
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チャイニーズミュージックを吹いてみたり、
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孔雀が居てみたり、
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釣りをしてみたり、
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切ないドラえもんがいたりして、
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市民の憩いの場って感じですね。 別にわざわざ観光に来る必要も無いけど、暇なら来て見ればって感じの場所。6元取られました。

陽朔その2 原付に乗ってみた

2009年05月05日 23:33

陽朔の三日目は、120元もの大金を出して50CCの原付を借り、街を離れて陽朔郊外を爆走してみました。

初めは、レンタサイクルにする気満々だったけど、名前に惹かれたシャングリラが15Km離れてて、そこから再び町に戻って違うところに行くとなると、自転車じゃ物足りなそうと言う事で原付を借りたわけです。
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こっちの観光地の地図は、往々にして日本のように分かりやすくなく、絵で描かれている上に方角もあいまいで、まともに参考にすると命取りになりそうだけど、これ以外の地図を売っている店を昨日見つけていたものの今日行ったら、閉まってるし。。。


そういうわけで、この上なく心細いこのいい加減な地図を持って旅立ったわけです。

それでもって、15km北に向かって辿り着いたのが、シャングリラ(世外桃源)。

どんな桃源郷が待ち受けているのかと、50元も払って入場。

訳も分からず、小船に乗せられ、川を進んでいくと様々なアトラクションが待ち受けてくれてました。

隣に座ってた夫婦が、キャノンのデジカメを持っててバッテリー切れしたため電池を換えたそうなのですが、電池の蓋を開けられなさそうなので、開けてあげました。

次に、彼らは電池を入れようとしてるのですが、向きが分からない様子。親切にも向きを確認して、

電池を入れてあげました。

もうこれで大丈夫だろうと思いきや、蓋の閉め方が分からない様子。

結局、蓋も閉めてあげたわけです。

彼らは、この先このカメラを使っていけるのだろうか、余計な心配をしているところで、

船を降ろされ、陽朔物産展的な木造の建物を20分弱歩いて、

札幌の開拓の村をさらに小さくしたようなアトラクションが所々に現れつつ、

結局、シャングリラは終わってしまいました。
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割といい写真を取れたけど、物凄い風光明媚な景色を期待してただけで、消化不良で終わってしまいました。
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元気よく踊ってるけど
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奥の方はやるきなし
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シャングリラを出るときに、エンジンのスターターがかからなくなるなどのトラブルもありましたが、なんとか出発出来て、大きな道から地図を見つつ少し細い道を右折。

1Kmも行くと整備されていないダートに突入してしまいました。

車もほとんど走っておらず、所々に古臭いぼろぼろの家が建ってて、


畑をバックに奇山が見えるような美しくのどかな景色が出迎えてくれました。

さらに、スクーターのわずかなサスペンションを頼りにガレた道を突き進んでみると、

途中、釣堀があってみたり、村人1号、2号がたまぁに歩いてみてたりして、

日本の林道なんかよりは、よっぽど利用されてる道なんだなと思い、さらに進みます。

馬がいてみたり,
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「九馬画山」という看板があって、とりあえずそこに向かおうという事で、

50CCの原付では、まず走らないだろう道を疑心暗鬼になりつつも、

20KMくらい結局走って辿り着いたのは、確かに景色も綺麗なんなだけど、オートキャンプ場みたいなところでした。。

自転車じゃ絶対来れないだろうし、あの山々をバックにキャンプやバーベキューは、本当に羨ましかったな。

「九馬画山」を後にして、陽朔に戻るまでの道のりは璃江下りをしている船をが上から見下ろせるところがあったり、

それこそ桃源郷のようなところがあったりと大変気持ちの良いツーリングでした。
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途中、かなりの急な坂でガレたところを下っていると、勝手にエンジンが止まって結構焦りました。

あの山の中で、エンジン動かなくなったら、どうしたものかと。


綺麗な景色だろうと彼らは開発の手を緩める様子はなく電線が張り巡らされて、

良い景色なのに電線邪魔で、写真に収められなかったところが多々ありました。

それに船に乗ってると、客も漕手も平気で川にゴミを捨てたりして、人民の振舞いには呆れます。



やっぱり、バスや電車だと自分の意思とは関係なく進んでしまうのに対して、車やバイク、自転車で

進んでこそ旅だなとつくづく感じております。

こっちで、125CCの単車を新車で買うと、15万円だそうです。

DAHONの折りたたみ自転車は10,000円もしませんでした。

中国では難しいけど、どっかでバイクか自転車を入手して、モーターサイクルダイアリーズ 計画中な今日この頃です。

桂林

2009年05月04日 20:14

これから向かう貴陽。

何があるわけでもなく、桂林からどこへ向かうか全然決めてなかった上に、情報もないし、
まだ西安や成都入りは早いかなって思って、とりあえずそっち方面に向かう電車がありそうな貴陽行きの
切符を買ってみました。

駅の窓口の担当はこれまでにない不親切っぷり。
こっちは,座席変更したいって紙で書いてるだけなのに,なんであんなに不満そうな顔してるのかがさっぱり分からない。

親切な中国人にたくさん会ったけど、こういう不親切な人間に2、3人会うだけで彼らに対するイメージってのは、頭の中で一変しちゃう。

貴陽にはあまり安いホステルがなさそうなので、桂林でそうしたようにホテル仲介してる駅に群がってる人に紹介してもらうしかなさそう。面倒くさいけど。

陽朔

2009年05月04日 13:10

ただいま、桂林。
昨日までで2泊3日滞在していました 。

陽朔は確かに水墨画のような景色があり、ちょうど中国の3連休に当たってしまったせいか

陽朔で有名な西街の通りはおびただしい数の中国人であふれていました。

一泊目、めぼしをつけてたホステルが満室で止むなく100元のインターネットも

使えるといいながら、部屋では使えないホテルへ。

家族経営のようなちいさなところで、親切でなかなか気立ての良いおじさんでした。

扇風機持ってきてくれたり、電気蚊取線香のフィルター取り換えてくれたり、シャワーの蛇口の部分取
り換えてくれたりと、まぁ 適当な感じのホテルでしたが。

夜中歩いていると、おばちゃんが[女の子いかが?、びゅーてぃふる、びゅーてぃふる]と寄ってきて、
僕が[明天、明天 あした あした]というと [明天 のーびゅーてぃふる]などとそんなバカげた感じで冷やかしながら話しつつも振り切り、少し散歩し、宿に戻ろうとすると、宿のすぐそばにそのおばちゃんが!!

僕の宿泊したホテルの隣にあったマッサージ屋がおばちゃんが連れていこうとしたとこだったみたいです。
再び、マッサージ屋に連れ込まれようとしたけど,そのまま[再見]と言って、部屋に戻りました。

2日目は、36元のユースホステルに移動。
受け付けの兄ちゃんが初め 50元じゃないのか?とか言って、こっちはインターネットで予約してるにも関わらず、価格で揉めるという有り得ない事態にもなりましたが、ホステルのPCから予約のメールを見せて、無事解決。

ここは、中国のバックパッカーの聖地と呼ばれているらしく、街にはカフェやクラブなどが点在していて、白人もかなり見かけます。ただその分、値段は高いために35元もするパスタを食べるのを泣く泣く我慢し、
西街を出てすぐのところにある、人民用定食屋で、7元の牛肉麺{大}を食べるのでした。

宿は、8つベッドが置いてあるドミトリーで、朝起きてみると、自分以外、全員白人。
しかも天然パーマ率高っ!!

夜は、香港でもらった北方謙三のハードボイルドな老犬シリーズ『風葬』を読了し、
翌朝割と早くチェックアウト。

ネットカフェからだと、写真がアップできません。また、そのうち 。

広州から陽朔へ

2009年05月02日 17:02


高級バスだけあって、車内から聞こえる携帯でのやかましいおしゃべり以外は快適でした。


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香港から広州へ GPSログ

2009年05月02日 16:58




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