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宗教戦争で受けた被害と1000円マックと2500円弁当

2010年08月31日 19:41

結局、クリストファーの家を追い出されて、ラッパーズヴィルという町のユースホステルで一泊し、

翌朝、チューリッヒへと向かった。


今まで、クリストファーに甘えてたおかげでお金を一切使わないで住んでいたけど、

ここにきて、スイスの現実を知る。


物価が高すぎる。



翌朝のマドリード行きのバスを予約して、チューリッヒ散策。




現代的な洗練された都市といくつかの中世からの教会が、チューリッヒ湖の湖畔沿いから広がっていて、


やっぱり、スイスともなると都市としての発展の仕方が、ほかの中欧、東欧とは一味違うなって感じた。


過去を尊重しつつ、21世紀を自覚して、成長していってるような街。




ま、そんな街で僕は空腹とスペインの宿探しとかもあって、マクドナルドに行った。


そこで驚愕のプライス。



ビッグマックセット、Mサイズ。1040円(12.5スイスフラン)



ありえんとですよ。このたびで1000円を超える食事なんて、数えるほどしかしてないのに。


中国の成都で1400円も出したら、超高級中華料理が食べれたのに。


1000円出して、だかだかマックセットって、何事ですか。






それはおいといて、そのマクドナルドでこの数日間で撮った写真を見返していた。





そして、どうも何枚かの写真がない事に気づく。多分10枚ぐらい。





昨日を思い返す。




そういえば、Dongが僕の写真を見たいって言って、この写真だけ消したいから消し方を教えてくれって言ってたな。




と言うことで、犯人確定。





消されたほとんどの写真は、クリストファーやドン、そして部屋が写された写真。


それと、僕がプールで独りではしゃいでる様子をクリストファーが撮った写真。



復元ソフトで、何枚かは取り戻せたんだけど、何枚かは修復不可能だった。




ちょっとこれはあり得なすぎる。人の写真を断りなく消すとか、言語道断すぎる。



家追い出された事とか、あり得ないなー、でもネタになるしとか思ってたぐらいだけど、


このたとえ人に殴られても、それでも起こらない温厚な僕でも、怒りを覚える。



メラメラメラメラ



だって、取り返しつかないでしょ、これ。軽く犯罪ですよ。



自分の信仰のためなら、人に迷惑かけても、なんでもないんですか?


プールの写真、良かったのに。ブログに公開しようと思ってたのに。




そもそも自分の写真ならまだしも、なんで俺写ってる写真消してるねん?



本当に訳が分からない。



神のためなら何してもいいんですか?





スイスで立派にスイス人レベルのモラルと常識を備えてくれればいいと思います。



そんな怒りを抑えるため、とにかくチューリッヒの町散歩。



Music HugってCDと楽器のお店が良かったな。包装されてない写真なら、勝手に試聴できたりして、

なぜか手に取ったCDがなぜか日本語限定版で、日本語解説付きだったりして物流ってのは面白いなって思った。

どういう流れでここまで来たんだろ。日本語限定版はたくさんありそうだけど、スイス限定版なんてないもんな。




そして、夜。


ヨーロッパは天気悪くても、夜景が綺麗だから、一日をあきらめないですむ。
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スイスのプライベートバンク。スイスの銀行に振り込めってのは、このプライベートバンクの事ですね。
普通のスイスの銀行口座なら僕でも難なく作れそう。
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そしてスーパーマーケットで見つけたNAGOYAと呼ばれるおすしのお弁当。30フラン。約2500円
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日本のスーパーで、2500円もするお弁当売ってたら、何かの間違いじゃないかって目を疑う気がする。


夜で50%割引だけど、それでも1250円。それでも目を疑う気がする。




だめだ飢え死ぬ。






チューリッヒでの、一夜をマクドナルドと駅のベンチで過ごし、翌朝マドリードへと向かった。








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中国人との宗教戦争勃発

2010年08月30日 17:45

お断りしておきますが、僕は敬虔な仏教徒ではありません。日本人なんてみんなそうだと思うけど。

それにキリスト教に対して、悪意は一切抱いておりません。日本人なんてみんなそうだと思うけど。




そういうことで、クリストファーに御呼ばれした3日目までは平和だった。。。天国だった。




しかし、3日目の夕食時に僕が右腕につけていたチベットで買った数珠が火種となった。



クリストファーの奥さんの中国人Dongからの壮絶な・・・・



彼女は敬虔なプロテスタントのクリスチャンだ。




彼女は僕に問う。「あなたは仏教徒?」僕は「Yes」と答える。



そして「右腕のそれはどういう意味があるの?」と聞かれ、「これは108個あって、煩悩の数を示していて・・・」と回答。



D「それを宗教的な意味でつけているの?」


僕「そういう意味もあるけど、ほとんどアクセサリーとしてだよ。」



彼女は少しだけ困った顔で、理解できない様子だったけれど、


この日はそれ以上の会話には発展せずに終わり、違う方向へと話が進んだので、僕は敬愛なるクリストファーの家で平穏に過ごす。



そして翌朝、僕はずいぶんと素敵な夢を見ていたと思うんだけど、Dongに起こされる。「もう起きる時間よ。」


この日は、クリストファーは仕事で出かけていて、Dongと二人きりの朝。



特に早起きしてやる事もなかったんだけど、



とはいえ、こちらは泊まらせて頂いている身。とりあえず寝ぼけまなこで立ち上がり、トイレに行き、顔を洗い、食卓に座る。



Dは、PCを使って友人と会話をしていた。  ここまでは随分と普通の朝だったんだけれど、ここからが急変する。



Dは、急に僕の目の前に着席。


D「あなたと話をしなくちゃね。」彼女の右手にはHoly Bibleと書かれた本が一緒。



僕はブログの更新を試みていたんだけど、彼女は英語で話すもんだから、こちとら集中力を要し、それどころじゃなくなる。



D「あなたは仏教徒なのよね。でも、あなたはいまチャンスなの。キリスト教徒になるチャンスなの。」

突拍子もなく、勧誘が始まる。寝起きにいきなり改宗せよとおっしゃってきている。


僕「ちょ、ちょっと待って。何?いきなり。」


D「あのね、キリスト教徒になると、幸せになれるの。全てが正しいの。アジアの人たちは、皆バッドラックで、多くの問題を抱えているでしょ。中国も日本もチベットも。」


僕「確かに日本も問題はたくさんあるけど、それがアジアだけとは思わないけどね。ヨーロッパだって問題は抱えてるでしょ。」


D「そして皆、無信教だったり、仏教徒だったりするでしょ。確かにやさしいし、親切だったりするし、私は尊敬はする。でもね、彼らの背後には悪魔(デビル)がいるの。だから彼らは幸せになれない。
 私は、チベットを旅したことがあるけど彼らは皆貧しかった。そして奇妙な祈りのポーズをしてた。あれはクレイジーよね。結局、彼らの神であるダライラマは、皆をだましてるのよ。
彼だけ何でも持ってる。時計も車も何もかも。だけど、彼は何も出来ていない。だからチベット自治区の人々はみな貧しくて、私に物乞いをしてきた。I hate him.」

僕は、彼女のHateという言葉に驚く。彼女はダライラマ法王が憎いのだ。別に、彼の意見に同調しなくてもいいとは思うけど、Hateって言うのはどうかと?しかも、僕自身仏教徒って言ってるのに、それに対してHateっていうなんて、ずいぶんと失礼な話じゃないか?

僕「そんなことない。実際、彼は今チベットを統治していないから、チベットに住んでいる人々には何もサポート出来ないわけだし、ただ難民として逃れている人達には、住む場所を提供するなど、サポートをしているよ。」

D「彼は、人々を置いて逃げたの。何で中国軍と戦わなかったの。彼は神なんでしょ。何も出来てないじゃない。」

僕「当時の状況を知ってる?彼の住居に、彼を信仰する多くの人々に囲まれて、そのまま隠れていたら彼ら共々中国軍に砲撃されるしかなかったし、中国軍の要請に応じて、出向いたとしたら彼は殺されるかもしれなかった。彼にはチベット仏教を守る必要があった。それに彼は神じゃないよ。キリスト教の神とは、意味が違うし。」

Dは流れを無視して、次の話題へ進む。

D「もういいわ、チベットの事を言いたいんじゃないの。私はチベットを旅して多くの貧しい人を見た後、キリスト教に改宗した。私の両親は仏教徒で、私もそれまでは仏教徒だったけど、私の家はうまくいってなかった。
キリスト教のおじさんがいたんだけど、彼はうまくいってたの。
そして、分かったの。これだって。これが真実なんだって。唯一神エホバがこの世の中を作ったんだって。」

僕「それは、何を信じるかによるでしょ。それに宗教とうまくいってるとかいってないとかあんまり関係ないと思うけどな。エホバが世の中を作ったってのは、その聖書に書いてあるだけでしょ。聖書は誰が作ったの?」

D「聖書は、神が書いたのよ。伝道師に作らせたの。人間はただインクとペンで書いただけ。神の意思。そうやって聖書に書いてある。これを読めばすべて分かる。イエスキリストは100%正しいのよー。」

僕「・・・。でも他の宗教にも似たようなバイブルはあるよ。イスラム教にもユダヤ教にも仏教にも。だから何を信じるかって話でしょ。僕は、その本を決して否定しないし、受け入れられる。もちろん、他の宗教のバイブルも。」

D「でも、この聖書が真実なの。他の宗教の人々が親切だってのは分かってる。私は彼らの事が嫌いじゃない。でも彼らの背後にはデビルがいる。悪魔がいるのよ。たとえあなたがいい人でも、あなたの背後が問題なの。そうやってこの聖書に全部書いてあるのよ。」

もう聖書が全部正しいとか、イエスキリストが100%とか、別にそれを勝手に信じる分にはいいんだけれど、

それを人に押し付ける神経が理解出来ない。これじゃイスラム原理主義・・・


D「とにかくだからアジアの人たちはサンドなの。」


僕「サンド?砂?アジアの人たちは砂?」


いきなり意味不明になる・・・。



どうやら彼女は、SADって言いたかったらしい。英語の発音の問題で。






そして、朝からずっとそんな勧誘活動が続き、僕は断り続け、


昼食。


彼女はいつも作りすぎる。大変ありがたいんだけど、大量すぎる。



そして、昼食が終わる。




彼女は、勧誘の合間合間にパソコンで誰かとチャットをしていて、何してるんだろ?って思って、


ちらっとのぞいて見たら、どうやら中国人のキリスト教の友人と話してるっぽくて、


「やつの昼食が終わったわ。また説得を始めるわよ。」見たいな事が書いてあって。



あー、もう面倒くさいとか思ったけど、逃げ場もなく、彼女はまた僕の目の前に着席して話を始める。






「あのね、もしあなたがこのまま改宗を考えてくれないなら、私はあなたをこの家に置いておくわけにはいかないわ。」



え?なんで?またまた意味が分からない?宗教とこれともう何の関係が。。。



D「だって、聖書に書いてあるのよ。そうやって。」



僕「そんなん、初めて聞いた。どこに書いてあるの?キリスト教では、隣人を愛せって言ってるんじゃないの?」


D「そうよ。私の隣の家はイスラム教徒だけど、なかよくやってるわ。でもあなたは今、私の家にいるの。それが問題」

と言って、彼女が聖書の文面を探して、僕に見せてくる。


そこには難しい英単語で書いてあって、翻訳したら、




そこに書いてあったのは、


「邪悪なもの、嫌悪すべきものを自分の家にいれてはいけない」


見たいな事がかいてあった。



で、僕が「分かったよ。俺が邪悪なものって事なのね。はい、分かりましたよー。僕はデビルですよ。」と開き直ってみる。


彼女「そういうことじゃないの。あなたいい人よ。でも背後にいるものが問題なのよ。分かった、だから改宗する?」


僕「分かりました。僕はこの旅で本当に多くの人にお世話になってきた。イスラム教徒だって、僕が仏教徒と言おうが、関係なく家に泊めてくれる事を快く受け入れてくれたりしたよ。こんな事言われたの、始めてだ。改宗はしません。」

彼女は、うそぉ?みたいな顔をする。でも実際、宗教絡みでそんな事気にする人ってそうそういないってか、

彼女が本気でそんな事を言ってるのが僕にとっては信じられなかったわけで。


それでも、彼女はキリスト教の勧誘を続ける。延々と。


僕「僕だって、教会には行くし、高校はキリスト教の高校だったから、祈りだって覚えてるし、それなりには言われなくても知ってるよ。でもね、僕は改宗はしないの。そういうこと。」

D「とにかくプロテスタントのキリスト教だけが正しいの。だから西ヨーロッパ諸国はこうやって豊かなの。東欧はカトリックだったり、ドイツが戦争で問題を起こしたのは、彼らが真のキリスト教徒じゃなかったりしたわけで、とにかく真のキリスト教徒だけが救われるのよ」

僕「だから、そうやって信じてればいいんじゃない?でも、ほかの宗教の人達だって、幸福な人達はたくさんいるよ。現に僕は、キリスト教徒じゃないけど、こうやって旅が出来て十分幸せだ。日本人の多くは、幸せに暮らしていけてる。でも、彼らの大半はキリスト教徒じゃない。それにブータンは仏教国で、貧しくても世界で一番幸せな国のひとつだ。」

D「でも、日本だって問題あるわよ。中国にもたくさんの問題があるように。中国はものをコピーをする。そして日本も。ブータン人は貧しいわ。彼らは知らないだけなの。もし物質社会を知ってしまったら、どうなると思う?」

中国のコピーと日本のコピーってのは致命的に違うような気がするし。中国と日本が抱える問題も質が違う。

実際、彼女は中国しか見た事がなくて、それでアジアを判断している。

彼女は中国政府に対しては、良くは思っていないわけだけど、中国を見て、アジアを語ってもらっては困る。

僕「ブータン人は、確かにものを知らないかもしれない。だけど、それに何か問題がある?一生知らないで生きていたって、それで幸せなら何の問題もないじゃないか?第一、物の豊かであることで、不幸になる事だってたくさんある。僕は、彼らの生き方が羨ましい。第一ヨーロッパだって、たくさんの問題を抱えてるわけで。」



D「とにかくキリスト教徒だけが幸せになれるのよ。そうやって聖書に書いてあるの。アジアから来るものがデビルだって事も書いてあるの。全部書いてあるのよ。100%なのよ。あなたがそれを信じられないなら、悪いけど出て行ってもらうわ。」


僕「僕は、宗教も大切かもしれないけれど、もし僕があなたみたいなキリスト教徒になったとして、異教徒の友人やゲストを家に泊められないことになるんなら、絶対にそんな事はしたくない。そんなのまっぴらだ。僕が何を信じるかって、仏教うんぬんよりも、今まで僕が見てきたもの感じてきたもの、僕が何を考えるかを信じる。僕は僕を信じる。」


というもはや宗教というかそれ以前の会話だったような気がするんだけど、この時点で夕方5時。


彼女と話をしながら、ようやくブログの記事が書き終わり、彼女もどうやらあきらめた様子で、またパソコンに向かってチャットを始めた。


そして、その隙を見て、ちょっと散歩に行ってくるといって、マンションの部屋を出る。





部屋を出ると、ちょうどクリストファーが帰ってきたところで、ドアの外で彼に打ち明ける。




「残念だけど、この家を出て行かないといけないみたいなんだ。僕は、そんな事で改宗は出来ないよ。そもそも良く分からないけど。」



すると、クリストファーが、
「君の気持ちは良く分かるよ。彼女はちょっとおかしいんだ。でも、それについて何も言えないからね」


クリストファーも、新婚3ヶ月ぐらいずっと彼女と宗教について、ケンカばかりしてたらしい。


そりゃそうだな。熱心すぎる。もはや盲目としか言いようがない。



そして、僕がGlarusの街の1時間ぐらい、ずっと彼女との議論の事を考えながら散歩。
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小さくて自然が豊かなのに、あるものはある。自然と物質の豊かさを両立させたような素敵な街。
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散歩から帰ると、クリストファーから告白される。


多分、Dongから言うように言われたのだろう。


「残念だけど、君には出て行ってもらわないといけない。ここに近くの町のユースホステルの資料を用意した。今から来るまで1時間ぐらいで着くし、ここからならチューリッヒへのアクセスも便利だ」




えー。今ですか。分かってはいたけど、今なんですか。一日中、ずっと勧誘されてたせいで、今後の予定何にも決まってないんですけど。


って状況だったんだけど、隣でDongはムスーっとした顔で僕をにらみ付けてるし、クリストファーは僕の側に立って、彼女を説得する雰囲気でもないし、もうやむを得ない。


と思って、仕方なくそのユースホステルを予約し、ほかにもバスとか調べてたら、


Dongが「まだ?私、あなたを待ってるのよ。」



待ってくださいって言った覚えはないんだけど、


仕方なく5時半からパッキングをはじめ、クリストファーの車に連れられて、半ば連行って形で、


ユースホステルに連れてかれました。










なんつーか、あり得ないよなーと思った。仏教徒って分かった時点で、追い出すとか。




無慈悲。




それに彼女、中国の南京出身だったんですね。南京って、僕も虐殺記念館に行った事あるけど、

あそこで生まれたら、絶対に日本人を憎みながら育つんだろうな。って思った。

しかも、それを僕がどうこう言ったところで、油に火を注ぐようなもんだし、

彼女は「キリスト教になってから、南京とか関係なく日本人を許したわ」って言ってたけど、

会話の中で、何度も何度もそのセリフが出て、この人たぶん許してないなって思ったし、

正直、許すとか許さないとか、好きにしてくれたらいいし。





僕は旅に出て、よく宗教を聞かれて、特に何もないってのもいやだから便宜的に仏教徒って答えてたし、

それは大きな問題ではなかったんだけど、

チベット行って、ダラムサラでダライラマ法王にあって、たくさんのチベット難民に出会って、

ついでにブータンにも少しだけ行って、彼らの心の豊かさを見て、

それからは、もう少しちゃんと仏教徒って答えるようになった。



このたびで、仏教徒って答えたところで、このたびで2回だけいやな顔をされた。



それは今回、中国にいるときに同様にキリスト教徒だって中国人の女の子もいやな顔をしてた。

聞いたら、やっぱり仏教とは邪教だって言ってた。


こんな事言われたの、本当にこの2回だけ。



もっと色々と書きたいことはあるんだけど、ちょっと長すぎるので、まぁこういうことがありましたってことで。







天国。

2010年08月29日 19:26

パリから夜行バスに乗って10時間経つと、そこは天国だった。




天国ってのは、ちょっと言いすぎかな。




それにしてもこの旅にとって、あの3日間は楽園と呼ぶにふさわしかった。





昨年の4月、まだ旅だって間もない頃に出会ったスイス人のクリストファー。



彼はなかなかの親日家で、柔術をやってて黒帯だったり、家には日本刀なんかが飾ってある。

未だに連絡取っていて、ぜひスイスに来てよ。って事だったので、お言葉に甘えてお邪魔した。




彼が住むのは、チューリッヒから電車で1時間ほどにあるGlarusという小さくてのどかだけど、険しい山に囲まれた町。



そこに着くと、クリストファーと彼の中国人の奥さんのドンと僕と車に乗って、ロカルノへと向かった。


その道中寄った世界遺産:ベッリンツォーナ旧市街の3つの城と防壁・城壁群
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これはカステル・グランデ




ロカルノでは、彼はそこに別荘みたいに使えるマンションの一室を持っていた。



マンションからの眺め
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さらには屋上にプールがついていて、2日連続でほとんど独占状態で、遊ばせていただきました。



夕食は、マンションのベランダでバーベキュー。そして、食後にロカルノの町を散歩。
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ついでに、翌日は車で30分足らずで国境を越えて、イタリアへ。この旅、最初で最後のイタリア。





朝市みたいなのにつれてってもらった。

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露天からボンジョールノが聞こえてきて、あーイタリアに来たんだなって事が実感できた。
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そしてものの1時間くらいで、イタリア出国。この旅の最短滞在記録更新。
次点はスロバキアのただバス通過かな。

その後、巨大なダムへ。高さ二百数十メートル。バンジージャンプも2万いくらで出来るらしいんだけど、
ビクトリアフォールズの倍。さすがに足がすくんだ。
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その後、山道をずんずん登って
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ハイジでもいそうな村へ。中世の村って感じで、近代的なものが一切排除され、
本当にのどかで雰囲気の良いとこだった。
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滝。
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遠めにクリストファーとドン。
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名前忘れたけど、自転車で下りたくて仕方が無い坂。
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ロカルノの町
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こういう光景がそこら中に当たり前にある。
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日本だって、無いことないけど、これだけ当然のようにどこもかしこも絶景が用意されていると、
羨ましくて仕方が無い。
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また自転車で来ようと思います。
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ということで、本当に幸せな三日間。


毎晩、ベランダでバーベキューして、ビール飲んで、ワイン飲んで、極楽だったな。


それに、彼の家から車で30分足らずのとこに湖があって、湖畔沿いでマット広げて水着でごろごろ出来る環境があるとか、やっぱり最高すぎる。


とにかく三日目までは最高の日々だったのです。


スイスって物価が高すぎるおかげか、ありとあらゆるもののクォリティが物凄く高い。


これは日本劣ってるなって部分が色々と見えた気がする。


今まで、どの国行っても日本人で良かったってほぼ思ったけど、スイスばかりは、スイス人に生まれても良かったかもって思った。

彼ら、国内で4ヶ国語とか使用されてるせいか、英語は当たり前で、ドイツ語、フランス語、イタリア語を普通にこなす。クリストファーにいたっては、7ヶ国語をしゃべるらしい。

私、バイリンガルなんです。って言ったところで、その国じゃ、それがどうした?もっと勉強しなくちゃって言われる始末。
ほかのヨーロッパの国も同じだけど、自分の国の言語+英語が当たり前に喋れる人々。


そういうことで、天国にいるような三日間だったけど、



4日目に悲劇がやってきたのです。





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